【雑記】石油給湯器が壊れた!?応急処置で直せた話

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こんにちはかんぱぱです。

うちの給湯器は【長府製作所】製。中古をもらってきて知り合いにつけてもらって早10年以上。

いまだに現役で素晴らしいです。それまで我が家にはシャワーすらなく、水を貯めて風呂釜で沸かすタイプだったので感激したもんです。

と、

ある日突如鳴り響くアラーム。リモコンには【E4】と点滅する文字。

あれ?お湯でない。気まぐれのエラーかな?
電源入り切りしてると、復活する時もありますが、時間が経つとまたエラー出る。やれやれ。

 

メモがてら故障の原因と修理の様子を書いてみますね。ただし・・・


今回の記事内容はとっさの応急処置ですのでマネはオススメしません!事故に繋がる可能性もあります!やる場合は自己責任でお願いします!

情報収集

最初はどうしていいかわからず、情報探してネットをウロウロ。

しかし便利な時代。欲しい情報はどこかしらに転がってるんもんです

エラー詳細

とりあえずエラーの原因を調べると【加熱防止装置】のエラーという事は分かりました。
要は【温度ヒューズ】が切れているという事らしい。そうリモコンにでなさいよ笑

【温度ヒューズ】とは温度が高くなりすぎると自動で断線して機器を守るヒューズの事。

ということで温度ヒューズ切れ(?)が原因ぽいのでメーカー純正の交換部品を探してみます。
「高いっ。」
1万円近い値段でヤフオクってありました。

製造終了品なのをいいことに足元見てる?(イヤイヤ工業製品はこんなもんよね・・・)
しかし、これを買って直らなかったら痛すぎる出費なので純正品買うのはヤメますw

サービスマニュアル発見

障害対応というものはどこが原因かを順番に探していく【切り分け作業】が必須です。やみくもに手を出しても時間とお金がかかるだけです。

ネット内をもう少し探してみると同メーカーのサービスマニュアルを発見!
細かく切り分け方法も載っています!ラッキー!

【過熱防止サーミスタ】とやらが【温度ヒューズ】の事のようです。

テスターで対象回路を測ってみますが【0Ω(オーム)】としか出ません。ん?抵抗なし?ん??
0Ω、、、抵抗無して事だよ?合ってるのか?それともこれが故障の証拠!?

電気工事士免許持ってるくせに現場知識低いせいで役に立たずw

ま、ヒューズ断線しか考えられないので交換交換!w

ヒューズ交換記事を発見

同メーカーの温度ヒューズ交換をしているブログ記事を発見。
そこでは高い純正品部品を使わずに、Amazonで売ってる安い温度ヒューズで修理していました。

こ、これだぁ!!

いそいそ仕事帰りホームセンターへ。

先ほどのサービスマニュアルを内容を見ると120℃がやばい上限レベルなのは何となくわかりました。

そこで120℃付近で遮断するヒューズを購入することに。

事象確認

実際に交換する前に、本当にその回路が原因なのか一応確認。

試しに、エラーが出ない時に本体の基板に書かれた【加熱防止装置】と書かれた部分のコネクタを抜くと・・・

ピピピ!!とエラー発生。ほーぅ?

つまり、このコネクタの回路は常に電気が流れている状態が通常という事。
ヒューズなどが断線して電流が流れなくなるとエラーが出る!という事ですなっ。フムフム

いざヒューズ交換

先ほどのコネクタから出ている白い線2本をたどると配管に挟んである機器と、細長い太めの線が。

おそらく挟んである機器が【温度センサー】で、細めの太い線が【ヒューズ】部分ではないかと推測。

↑クリップみたいに機器が配管にとめてあります。う~ん見えにくい。

↑これがヒューズかな?なぜかタンク状の機器に1周してあります。

 

まず、コネクタから出ている線をなるべく長く残すように線をカットしてヒューズ部分だけを切り取るようにします。

白い線の中の銅線(?)を少しあらわにして、それを新しいヒューズとジョイント!反対側も行います。
結果、旧ヒューズと新ヒューズが入れ替わる様な形になります。

ビニールテープをしっかり巻いて保護!

↑ヒューズ交換後。ケーブル固定前です。

参考にしたブログでは、耐熱目的でグラス素材のカバーを取り付けていました。
僕はそれが手に入らなかったので、熱を持つ部分に触れないようにコードを縛り固定しました。

試運転!!

リモコンの電源を入れてみます。ドキドキ

ポチッ

ウイイイイン

お!エラーが出ません!よっっしゃ勝者!

その後エラーは出る事無く頑張っています。

あ、念のためもう一度言っておきますが・・・
今回の記事内容はとっさの応急処置ですのでマネはオススメしません!事故に繋がる可能性もあります!やる場合は自己責任でお願いします!

まとめ

給湯器の故障は突然に起こる上に、お湯が出ないのは生活への影響が大きいので困りますね。

しかも我が家のような10年以上前の製品は、メーカーサポートや保守対応期間も終了していますから部品を手に入れる事も難しく、専門業者も修理したがらないと思います。(他の不具合も出る可能性から買い替えを提案されるはず。その方が楽ですもんw)

今回の給湯器は近々撤去予定ですので残り短期間の為の一時的な応急処置ですが、直せるものを直して使うというのは財布にも地球にもエコで悪くないかもしれません。

いや~直ってよかった^^